多汗症とは
多汗症には全身に汗が増加する全身性多汗症と体の一部に汗が増える局所多汗症があります。
原発性局所多汗症では手のひら、足のうらや脇という限局した部位から両側に過剰な発汗を認める疾患です。
発汗を促す交感神経が人よりも興奮しやすいのではないかともいわれていますが、まだはっきりしたことはわかっておりません。幼少児期から思春期頃に発症し、手のひら、足のうらは精神的緊張により多量の発汗がみられます。
腋窩多汗症は精神的緊張や温熱刺激によって左右対称性に脇の下に多汗がみられます。
主な症状
- 多汗
治療方法
脇の多汗に対してはエクロックゲル、ラピフォートなどの外用薬があります。手の多汗に対してはアポハイドローションがあります。
内服薬としてアセチルコリンという神経伝達物質を抑制する抗コリン剤(プロ・バンサイン)を服用することで汗を抑えることが可能です。主な副作用として口の渇き、便秘、頭痛等が起こることもあります。
どのお薬も年齢や基礎疾患によっては使用できないことがあります。まずはお気軽にご相談ください。
販売品としてケイセイのDシリーズの取り扱いがあります。多汗はもちろん、匂いが気になる方へもおすすめです。
主な治療方法
【脇の外用】
- エクロックゲル
- ラピフォート
【手の外用】
- アポハイドローション
【内服】
- プロバンサイン
【その他】
- ケイセイ Dシリーズ
よくあるご質問
はい、可能です。使用して今まで問題なかった制汗剤(Dシリーズ)であれば併用できます。
申し訳ございません。当院では手術での治療法はおこなっておりません。
ご希望の方へは、ほかの医療機関をご紹介しております。
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